2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

bakemono

「人は一人では生きていけない」と言った人間はきっと恵まれて 本当の孤独を知る由も無い。そうだろ? 死んだ後に評価される画家も恵まれていることすら知らず 死んだ後にも何も変わらない人もいる。 多数が少数を殺す時代に一体僕は何を残せるの? 「こんな…

馬鹿な生活

君の部屋を去った。あの日からもう。ずっと。 時計の秒針は止まったままで。 くだらないラブソングに耳を傾け、なぜか 涙が溢れてた どうしようもない僕だ。 あんたが部屋を出た、あの日からもう。ずっと。 記憶のページは更新されないままで。 あんたとイヤ…

ロンリー

排他的感情論。斑らに溶けていく。 死にたい 生きたい 日々の生活。 絶望的感情論。夜に堕ちていく。 首を縄にかけて朝を殺した。 五月蝿い 五月蝿い 耳に飛び込む 幸せ不幸せ 泣き笑う人。 差し伸べる手さえなく独り飛び込む。 中野駅ホーム さよなら私。 …

"I"

ラッタッタ タランタタッタ 愛に彷徨う ゾンビみたいに 求める ドラマ me tiny無情に降り出すrainy ラッタッタ タランタタッタ I NEED どうしようもない位に 君だけ 探したjourney 頬に流れるcryに。 ラッタッタ タランタタッタ もういい。独りで迎えるmorni…

東京愛情叙情

Monday 憂鬱を消すような Tuesday 出来事が欲しいだけ Wednesday 映画のワンシーンには興味がないからエンドロールを。 Thursday 甘い香水と君。 Friday 東京メトロと夢。 Saturday 天気予報は雨。 傘をさして歩くSunday ネオンが光って雨音が響きだす。 一…

魔法症女

私はしがない風俗嬢です。今夜も知らない男に抱かれて 私の価値を現金化させられ笑いたくもないのに笑ってる。 「いつからここで働いているの?」「いつからこの仕事を始めたの?」 「今度よかったらご飯に行こうよ」「大丈夫だから。何もしないから。」 14…

さようなら。

馬鹿な男が一人、歌を口ずさんだ。 弾けないギター錆びた弦が夜に溶けて消えた。 一人で何ができるだろう。一人で何をしてみよう。 煙草の煙を月に吹きかけてまた思い耽る。 夢を叶えるには歳をとり、夢を見るには遅すぎた。 元気でね、さよならね、また会う…

I LOVE YOU

ねぇ、ハニー。笑わないで聞いてよ この歌。 ねぇ、ハニー。君会って、知らないことがしれたよ。 野菜を食べないと怒るとこや、ハイタッチをやたらせがむとこ。 ソフトとボックスを間違えるとこや、寝顔がやけに子供っぽいとこ。 ねぇ、ハニー。一人ぼっちは…

「戯言」

どうしようもない女が一人。どうでもいい男にキスをした。 「愛してる」と嘘をついたその口で。 103号室の天井に跳ね返る二人の吐息と安っぽいドラマのような言葉たち。 「馬鹿みたい」 本当なんてどうでもよくて、真実なんて興味がなくて 今はただこの非現…

青と泡沫

僕らの夢は放物線を描き跡形もなく消えてしまった。 「馬鹿は死ぬまで治りはしない」と。それなら僕は何度死ねばいいの? 腐り果てたこの心でずっと生きていれば幸せかい? 夜の街、交差点、月明かりが綺麗でした。 君の影、君の声、君とはぐれ死んだ過去。 …

レイニー

さよなら。なんて無責任だな。夕焼け空から曇りに変わって 街に雨が降る。 傘もささず家に戻るまでの道のりを一人で歩いては思い出に耽る。 君の部屋に忘れて行った好きなバンドの白いTシャツはもう君のものだな。 捨てて欲しいという気持ちと残して欲しいと…

オレンジ

ベランダに干した好きなバンドの白いTシャツが風に揺れてる。 夏の匂いに気付かないふりをして、あんたが出て行った部屋を抱きしめた。 歯ブラシの本数が一つ減って、涙の記憶がまた一つ増えてった。 さよなら。無責任なあんたが バカだな。無責任な私が 夕…

「綺麗」

幼い頃、お母さんが買ってくれたビー玉。 やけに綺麗で、ずっと眺めて、日が暮れていたっけ。 大人になり、東京にも出て、街の明かりを浴びて。 大切な人もできたけれど。私たち、今日でお別れ。 新宿駅、改札で「元気でね」って嘘をついて。 あなたが雑踏に…

神様

母さん、この私を産んだことに後悔がないと言い切れますか? 父さん、私を育てたことに失敗がないと言い切れますか? 親が子を殺し、子が親を殺し。 いじめレイプ誹謗中傷のオンパレード 「どうしてこんなことすらできないの?」そんな顔で叱らないで先生。 …